スマートホーム化を進めるとき、意外と悩むのが「どのアプリで、どう設定するか」ですよね。
わが家では、家中の照明をすべてIKEAのスマート照明で統一しています。 なぜIKEAなのか?
それは過去の記事でも少し触れましたが、Alexaによる音声操作やアプリからのレスポンスが圧倒的に良くて、ストレスフリーだからです。 調光・調色ができるタイプはもちろん、おしゃれなフィラメントが見える白熱灯風のデザインまで、バリエーションが豊富なのも大きな魅力です。
今回は、そんなわが家が「物理的にどう照明を配置し、IKEAのハブであるディリフィエラを使ってどう運用しているか」を具体的に公開したいと思います。 スマートホーム化を検討している方の参考になれば嬉しいです。
新築の照明計画|あえて「昔ながらのソケット式」を選んだ理由

家づくりを進める中で、将来のスマートホーム化を見据えてこだわったポイントがあります。 それは、ダウンライトを「光源一体型」ではなく、あえて昔ながらの電球をひねって取り付ける「ソケット式(交換型)」にしたこと。 これなら、後からいつでもIKEAなどのスマート電球に交換できますからね。
また、間接照明にもちょっとした工夫をしています。 本来はシェルフ(棚)用の照明として売られているIKEAの「MITTLED(ミットレッド)」を、わが家では間接照明の光源として大胆に転用しました。 吹き抜けのコの字部分に上向きに置いて梁を美しく照らしたり、キッチンの下り天井の上に仕込んでさらに上の天井を照らしたり。リビングの角には縦置きして、壁を這うような光の演出も楽しんでいます。
IKEA Home smartの「部屋割り」は、図面ではなく生活の感覚で分ける



IKEA Home smartアプリで初期設定をする際、皆さんはどうやって「部屋」を分けていますか?どうやって「商品」を追加していますか?それぞれ追加した商品にどうやって「名前」をつけていますか? わが家がたどり着いた設定ルールは、「自分がひとつの空間としてどう認識しているか」という生活の感覚に合わせて区切ることです。
例えば、リビング。 LDKとしてダイニングやキッチンと繋がったひとつの大空間だとしても、くつろぐための「リビング」と、ご飯を食べる「ダイニング」は役割が違いますよね。 「リビングの明かりつけて」と言った時、どんなふうに灯りがついてほしいか。食事の時は、ダイニングテーブルの明かりが調整したい。 だからわが家では、食事の時に「テーブルの明かりつけて」「テーブルの明かり明るくして」でスムーズに通じるように、「リビング」の照明グループは「KINA」「テーブル」「間接照明」という名前で独立させて設定しています。
それぞれの使い方イメージは以下の通り
- リビング:くつろぎ空間全体。「リビングの明かり〇〇して」で実用的な明るさから、リラックスできる明るさまで自由自在に照明を操作。
- KINA:わが家の顔になる照明。雰囲気を変えたい時に独立して動かしたい。
- テーブル:食事をするときに明るくしたり、点けたり消したりしたい。
- 間接照明:リビング全体で一番光量がある照明グループ。「間接照明暗くして」でKINAの影を際立たせたり、「間接照明明るくして」でTVゲームをやったり。
同じように、キッチンも分割しています。 賃貸のコンパクトなキッチンの頃は、まるごと「キッチン」で一括りにしていました。でも、新居になって空間が広がり、パントリーや冷蔵庫をガサゴソする空間と、野菜やお肉を切る作業スペースが明確に分かれたんです。 そこでアプリ上でも、**「キッチン」と「キッチンカウンター」**という風に名前を分けました。こうすることで、昼間の少し明るい時間帯なら「手元のキッチンカウンターだけ明かりをつける」といった小回りが利くようになります。
結果的に、本当に必要な場所だけをピンポイントで音声操作できるようになり、格段に快適になりました。
アプリの使い分け|IKEA Home smartとAlexaの「役割分担」が鍵


(1階グループにリビングの照明も内包)
日々のオートメーション(自動化)設定は、IKEA Home smartアプリとAlexaアプリの両方を使い分けています。 これが、システムを安定して維持するちょっとしたコツなんです。
- 照明だけで完結する動きは「IKEA Home smart」 例えば、「23時になったら、心地よい睡眠に向けてすべての部屋の照明を20%まで暗くする」といったスケジュール。こういう照明単体の制御は、ディリフィエラと直接連携する純正のIKEAアプリ側で設定した方が、動作がスムーズで確実です。
- 複合的な動きは「Alexa」 一方で、「アレクサ、行ってきます」と声をかけた時に、1階の照明がすべて消え、同時にLIXILの電動シャッターが閉まるといった家電やデバイスをまたぐ連携は、Alexaアプリ側の定型アクションで設定しています。
スマートホームでも「物理スイッチ」は絶対に残す!初期設定の罠


最後に、設計段階で気をつけてほしい重要なポイントを一つ。 スマートホーム化を前提にするとはいえ、物理的な壁スイッチは絶対に残しておくことを強くおすすめします。
わが家では、コンセントと連動する壁スイッチをわざわざ設けて配線しました。 なぜかというと、スマート照明の導入時、ディリフィエラと電球を接続するために**「電源のオンとオフを繰り返す」という初期設定の操作**が必ず必要になるからです。 今のところ購入時のセットアップでしか使っていませんが、将来的に電球を交換するような時には、この物理スイッチでのリセット作業が再度必要になります。 「声で操作するからスイッチはいらない」と無くしてしまうと、後でメンテナンスの時に泣きを見ることになりますよ!
「ただ声で電気がつく」というだけでなく、生活の動線や感覚に合わせて設定を細かくチューニングしていくことで、スマートホームはもっと心地よいものになります。 ディリフィエラとAlexaの組み合わせ、本当に便利なのでぜひ試してみてくださいね。




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